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プライベート

完全大血管転位症 潮が生まれるまでの23日間 潮の生まれるまでのストーリー⑤

2018/01/02

昨日は潮 生後12日目
呼吸器が取れました。
産まれてすぐ、呼吸を楽にする為に挿管して呼吸器をつけていたので昨日潮ははじめて声をだして泣きました。
潮が生まれてからはじめて聞いた泣き声。
おねぇちゃんに似ていてふにゃふにゃかわいすぎる声でした。
でも、泣いたらしんどくなってしまうので、看護師さんが色々工夫して泣かないようにしてくれていました。
頑張っていてもまた問題がでてきたり、3歩進んで1歩戻ってですが潮頑張っています。



泣いたら何にもでーへんけどちゅうちゅうして落ち着きます。

潮が産まれた日のこと 潮のストーリーのはじまり

妊娠35週 36週 胎児小さめ 助産院で産みたかったなぁ 潮の産まれるまでのストーリー①

妊娠37週 あかちゃん小さめの原因 さらに大きな病院に紹介状を、持って行くことに。。。潮の生まれるまでのストーリー②

完全大血管転位症 先天性心疾患と診断された日の事 潮の生まれるまでのストーリー③

完全大血管転位症 循環器の先生に詳しくエコーを見てもらい、詳しく説明を受けた日 潮の生まれるまでのストーリー④

完全大血管転位症の潮が産まれるまでの23日間

循環器の先生の話をきいてからは普通の日々に戻りました。私達もだんだん時間と共にしっかり受け止められるようになっていたと思います。
当分は大変になりそうやから、この子達といっぱい遊ぼう。

妊娠後期でお腹が大きくなるにつれて動くのもしんどくなって子ども達のお風呂はパパに任せてていましたが、その日からは私が一緒に入りました。もぅ3人でゆっくり過ごす時間は残りわずか。。きっとこの2人に沢山我慢をしてもらわないといけなくなる。
そう思うとしんどさよりゆっくり一緒に過ごせる時間を尊く感じ私自身もめいいっぱい楽しもうとしました。

そして子ども達にも赤ちゃんの病気の話をしました。

ママのお腹の中の赤ちゃんなぁ病気があって生まれてから手術せなあかんねん。
入院もせなあかんねん。

だから、元気になっておうちに帰ってくるまで、会われへんねん。
わかるー?と聞くと
こぼうずはわかったと適当に即答してどっかにいってしまいました。
おねぇちゃんは大袈裟に悲しい顔をして「そーなんや」
とさらっと言いました。
どうやら2人ともそんなにわかってないようでした。

赤ちゃんに早く生まれてきてーって言うてよ!と言うと2人とも強めにお腹を撫でたりこぼうずはやめてほしいぐらい押して口をつけて赤ちゃんに「おいでー」と、遊びながら話してくれました。

ママ写真いっぱい撮ってくるから写真一緒にみよなぁ。
と言うと、みたいーみたいーと
今見せろ!とこぼうずにせかされました。
まだ生まれてないやん!

いつもと同じ騒がしい毎日です。

11月24日 妊娠38週3日目
予定日まで後11日

普通の妊婦健診でした。
NST(赤ちゃんの心拍や胎動を、確認する)
エコーも、頭、お腹、足の骨、羊水量を測って終わり。
子宮口も開いていない。
子宮頸管の長さも十分ある。

次の予約は来週です。
看護師さんは続けて
今日こないだ言ってた看護師から話し聞く時間ありますか?

すでに看護師さんは待機していてくださりお話しを聞く事になりました。

赤ちゃんが生まれたら産まれてからお世話になる新生児科の看護師さんとオペの前後にお世話になるCICUの看護師さんからのお話しでした。

お母さん赤ちゃんのご病気の事突然わかって心配だと思いますが大丈夫ですか?
「大丈夫です。」
即答できました。

おんなじ病気の子で元気になって退院して行く子を沢山見てきたので、心配だと思いますが、サポートさせてくださいね。

お2人ともとても親切で丁寧な看護師さんでした。

産まれてからどうするか、教えてくださいました。

産まれたら新生児科に入院してオペを待ちます。オペの前後はCICUで管理して、入院期間は産まれてすぐの赤ちゃんなので1ヶ月以上はかかると思います。

退院した後も、小さいうちはオペから間もない事もあり、出来るだけ心臓に負担をかけないような生活をしてほしい。

家で安静にする。
外にはなるべくでない。

上のお子さん達の送り迎えに行ったら子どもたちが赤ちゃんをさわりたがったりするとおもうのですができるだけ、子ども達との接触はさけ、パッと帰ってください。

家族は手洗いうがい、インフルエンザの予防接種も全員受けてほしい。

風邪やインフルエンザから守ってほしい。

心臓に負担をかけないように。

など簡単に退院後の生活も教えてくださいました。

12月1日 妊娠39週3日
妊婦健診 予定日まであと5日

子宮口は柔らかくなってるけどねー
ベビーに任せましょう!
と先生。
次の予約は生まれてなかったら1週間後。
それでも生まれてなかったら再来週のはじめぐらいに入院して誘発の処置していきましょうか。

先生はお腹を触って赤ちゃんに待ってるよ〜と話しかけてくださいました。
大体こう言う話ししたら生まれてきてくれるから、また連絡待ってます。

みんな笑顔で健診は終わりました。

夜、パパと
なんか産まれる気がせんねんけど、どう思うー?
と聞くと
パパもなんかそんな気がするわー

と上の子たちよりも更にマイペースなこぼうずなんやろなーと笑って話しました。

私は、少しでも大きくなりたいんやろな、お腹の中は安心できるてちゃんとわかってるんやろなぁと思っていました。
この子は大丈夫。
もっと育とうとしてる。
生きる力がある。

3人目ということもあると思いますが、胎動も5ヶ月頃からしっかりわかるようになり、今は服の上から見てもわかるほど激しい胎動があります。上2人の時と変わりなく元気です。


子どもたちとも遊んで私もいっぱいやりたいことをやった日々。
「産まれてなかったらまた明日」
何回も言いました笑

12月8日
妊娠40週3日 予定日+3日目

やっぱり産まれなかった予定日超えの妊婦健診。
この日のエコーでは約2700gでした。

2700超えてきたねー。大きくなったね!
子宮口は柔らかくなってるねんけどなー
ベビー次第やね
3人目だからお産が進めば早いから油断はしないで間違っててもいいからすぐきてね!

生まれてなかったら来週の火曜日から入院して、赤ちゃんに負担をかけないようにゆっくり誘発の処置をしていきます。
はじめはちっちゃい2センチぐらいのバルーンに水を入れて子宮口を広げていきます。
1日目はそれで終わりかなぁ
2.3日はかかるかなぁ。
お母さんがしんどくなったら赤ちゃんもしんどくなって心臓に負担をかけてしまうから、ゆっくり進めていきますね。

人からきいた誘発分娩と違うねんなぁと思いました。
とにかく赤ちゃんがしんどくならないようなお産にするねんなぁ。

この病院に通うにつれ、現実がだんだんわかってきて、
本当に産まれる前にわかってよかったと思いました。

産まれてくる赤ちゃんの100人に1人は先天性心疾患と言い心臓に何かの問題を持って産まれてきます。
完全大血管転位症で産まれてくる赤ちゃんは2000人に1人です。

心臓は右心室 右心房 左心室 左心房 と4つのお部屋があります。

例えば4つのお部屋が3つだった場合、出生前にわかる確率は80%以上

潮と同じ大動脈肺動脈が入れ替わっている完全大血管転位症の出生前にわかる確率は50%あるかないかだと聞きました。

ほんとに産まれる前にわかってよかった。。

この日は沢山の同意書の説明を受けました。

赤ちゃんがしんどくならないようにするための母への処置の説明でした。

赤ちゃんがしんどくなってきたら
誘発分娩する事がある。
緊急で帝王切開する事がある。
お腹の上を押したり乗ったりする事がある。
輸血や血液製剤を使用する事がある。
など何枚もありました。

当たり前の事なのでしょうが医療に詳しくない私は読むだけで少し怖くなりました。

もしもの時にしか使わないけどもしもの時はしょうがない。。

そして、
土曜日家族で買い物に行き
おばあちゃんの家に子ども達の荷物を持って行きました。
日曜日子ども達と友達のお家に遊びに行き
月曜日海外ドラマを見ながら編み物をして

生まれませんでした。
夜はドキドキして寝れなかったので糸を染めました。
もぅ当分糸も染めれんかもなぁ。

12月12日火曜日 妊娠41週 予定日+7日目

あっという間に予定日も1週間過ぎて入院の日になりました。

ここまでくると、おばあちゃんに子ども達も託し準備万端で入院する事ができました。

もぅほんとについに生まれる。。
むっちゃ楽しみで早く会いたい気持ちと、生まれてからどうなるか不安な気持ちと入り混じったなんとも言えない気持ちでした。
もぅちょっとゆっくりでもいいかな
この子が生まれたいと思った時に生まれてきてくれたらいいけどな。。

この日は10時に小さいバルーンを入れて、入れる時は子宮口をなんかで広げてバルーンを入れるので嫌な痛さと違和感がありましたが、陣痛が起こることもなく、1日中編み物をして余裕で過ごしました。
夕方の検診で子宮口が3センチになっていましたが、この日はこれで終わり。

パパは今日生まれると思っていたようで、余裕な私にもぅいっこバルーン入れてもらったら?生まれるんちゃう?とオニのような事を言っていました。
かわりに産んでみろや
と思いましたが、2人とも赤ちゃんの誕生にそわそわしていました。

夕方で処置を終えるのにもこの病院ならではの理由があって、出来るだけ人手があったほうが赤ちゃんもお母さんも安心だから昼間に産んで欲しいと言うこともでした。

ここでのお産はパパは立会いできません。
パパは分娩室の前で待って赤ちゃんに会えるのは分娩室からNICUに移動する時。

でも立ち会う人はいっぱいいます。

産科の先生、助産師さん何人も
小児科の先生、看護師さん何人も
循環器の先生。。

いっぱい人いるけどびっくりしないでね
と前もって言われました。
すごいけど、
赤ちゃんは安心して産めるねんな。。

その日は前日寝れなかったのもあり、
陣痛のじもなく熟睡しました。

12月13日水曜日 妊娠41週1日予定日+8日目

この日産まれると限らないのでパパは仕事に行きました。
朝9時 5センチのバルーンを入れてやっぱり痛い。。嫌な痛さ。。
バルーンを入れてからずっと痛くてしんどくなりました。

11時頃に呼吸を整えないと息ができないぐらい強い陣痛が始まり、腰も押して欲しい痛さ、これはもぅ生まれると思ってパパにも電話しました。
12時陣痛がすっかりおさまってお昼ご飯を完食して、体力を早急に蓄えなあかんと思って寝ました。

この日もパパは
なんで呼んだん
とオニのような事を言って帰っていきました。
経験してみろや陣痛から乳腺炎まで!!!!
と思いながらこの日も熟睡しました。

もぅ生まれますよ。。ついに。。

完全大血管転位症 予定日より、9日遅れでやっと生まれる!潮が生まれた日 潮のストーリー①

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